輸入したクラフトビールのケグ(樽)に貼る、日本語ラベルについて 数年前から海外のビール業界で人気のある、One-way keg(樽)。この樽を使って日本にクラフトビールを輸入するインポーターも増えてきてます。僕がアメリカに住んでいた時(学生の時)のビールケグってとても大きいサイズで(恐らく50Lぐらい?)、週末になると誰かのアパートにケグが用意され、ポリバケツには氷を沢山居れ、その中にケグを配置し、Cupに注いでビールを飲んだり、酔っぱらってくるとTubeに直接口を付けてビールを飲む、変なヤツもいたな~と思いだす今日この頃。ただし、この時のKegというとアルミで出来ているのしか、僕は見た事がないです。 ところが、そのアルミのケグを海外へ発送すると回収するのが大変。回収出来ないのであれば、毎回の輸出時にケグ代も上乗せして海外輸出(日本に輸入)って事になりますよね。でも最近は、耐圧素材で出来たOne-way Kegが注目を集めています。勿論、このKegを使用すれば、輸入された国のゴミ出しルールに従って廃棄すれば良いという、お酒の貿易をやっている皆さんには嬉しい入れ物です。食の見本市に行くと、たまに目にする機会もあるかと思います。どんどん使用される機会が増えているのでは?と個人的に思っています。 One-way Keg(樽)でビールを輸入! 少し前ですが、この樽を使ってヨーロッパから日本にビールの輸入をされるお客さんの輸入をサポートしました。Can, Bottle, kegの3種類の入れ物での輸入です。勿論、どの入れ物であっても日本国内で販売するには「日本語ラベル」が貼ってある必要があるので、樽用の日本語ラベルも作りました。(税関への届出も)ケグの本数はそんなに多くなかったので、DIYのラベル印刷で対応しました。注意するのは、内容量に合わせたコンテンツ(見せ方)にする必要がある事です。これ、ちゃんと規定を満たしていないと、酒税法違反になってしまうので、注意が必要です。この時のラベル案作成もイラストレーターを使って行うので、余白やレイアウト、フォントサイズなど、細かな調整をした上で、まずはテスト印刷をしました。何度か微調整をした後に、コレだ!という最終案が完成し、それを税関への事前Checkに出し、その後本申請(届出)を済ませました。無事に届出が済んだので、あとは量産です。必要枚数を印刷し、これを保税倉庫に持って行き、全ての樽にペタペタを貼る作業を行いました。冷蔵倉庫だったので寒い~(涙) でも、全ての作業がスムーズに進み、時間のロスも無く、輸入許可、貨物取り出しとなりました! この樽の面白いのは、アルミの樽は中身が見えないですが、茶色の樽は中を見る事が出来ます。まるで普通の茶瓶のビールを見るかのよう・・・。それか茶瓶に入った日本酒と言った感じ。20Lものビールを見るのは、なんかワクワクしますね~。それにしても面白いアイディアだな~と思いました。 ビールは鮮度が大事ですので、輸入時に発生する時間は出来るだけ無駄のないよう、何でもテンポ良く進めたいですよね!やはり現地を出航させる前の段階での、輸入通関情報を事前に入手して、必要があれば情報の修正をして、受取体制を整えるのがポイントですね。厚生省の食品課がアレコレとうるさいので、そこから文句を言われないような情報に仕上げる必要があります。担当者レベルの話になりますが、フレンドリーな人がいれば、全くもって塩対応な冷たい方・・・もいたり、食品課の方とのやり取りは緊張しますね。でも不備がある場合は、その場で説明したり、場合によっては、臨機応変な修正が求められるので、それを出来るかできないか?はとても重要だと思います。 とにかく、今回のビールの輸入はスムーズに進める事が出来て良かった!! 輸入酒の段ボール破損について こういうトラブルってたまにあるんですよね・・・。(涙) 缶とか瓶のビールとは異なり、ケグ(樽)の時の段ボールって、僕のイメージだと壊れやすい印象があります。恐らくですが、樽の形状次第だと思うのですが(樽と段ボールの隙間)、どーしてもスペースが多い段ボール(梱包)の場合は、箱が壊れてしまう時があります。勿論、冷えた空間から温度差がある場所への輸送時に結露のように湿ってしまい、弱くなるという事も考えられますし、重ねるレイヤーの数(トータルの重さ)にもよるのかもしれません。 でも、やっぱり受け取る貨物の段ボールにダメージがあると、中身をCheckするまで緊張しますよね。もしも中の樽にダメージがあって、使えない状態なっていたら・・・なんて考えるとゾッとします。また、恐らく海外でも指定出来ると思いますがダブルレイヤーの強度の強い段ボールを使用してくれれば、もっと安心なのかな~と思います。現地での流通ではシングルレイヤーで問題なくても、1,2ヶ月の輸送が必要とされる海外輸出の際は、強度の強い段ボールを使うや、形状を改善するなど、改善案があると安心ですよね。 こういうのは、やりながら改善していくしかないのかな~というところでしょうか。輸出者も柔軟に動いてくれる方だと助かります。念の為、写真で残しておき、タイミングを見て取引相手に実情を伝えて、改善案を引き出すのが良いかと思います。 ビールの輸入、瓶でも缶でも、樽でも、ラベルが必要な方は、お気軽にご連絡ください! それと、輸入自体が初めてで通関用の書類準備で困っている方がいれば、一式のサポートも勿論可能です! Happy sipping!!